金子農機株式会社は、昨年の秋田種苗交換会にて発表した新型遠赤外線乾燥機「REVOLUTION ZERO(レボリューションゼロ)」【型式:KZC型(35・40・45・50石)、KZH型(50・55・60・65・70石)の全9機種】を7月1日から発売致します。
KANEKO レボリューションゼロ 予告編(1:18)
KANEKO レボリューションゼロ 最新動画(13:47)
https://youtu.be/vwX56KGNeqQ
新しい元号「令和」の時代を迎えたことをきっかけに、優れた乾燥とはどうあるべきか、お客様にとって機械はどうあってほしいか、という穀物乾燥の原点に立ち返り、乾燥(=高品質乾燥)、除塵(=効率アップ)、時短(=使いやすさ)の3つの視点を追求した新商品を開発しました。
「乾燥」は、遠赤外線の効果を余すことなく最大の効果を発揮し、穀物の一粒一粒を丁寧に仕上げる横がけ8層交差流下構造と全粒照射方式を採用。均一にスピーディーな乾燥で高品質に仕上げます。降雨後の収穫で水分のばらつきが懸念される場合は、今回開発した新機能「ムラ取り」ボタンが通風循環でムラを均一にしてから乾燥するので安心です。
また「除塵」性能をアップすることで、燃費効率やメンテナンス性が向上しました。これまで取り切れていなかったノゲや殻などのゴミを極力取り除き、無駄な燃料消費を抑え、故障リスクを最小にできるよう、高い集塵性能を実現したスーパートルネード除塵システムを搭載。従来の上部コンベアに付属していた排塵機に比べ体積比で3~5倍(当社比)のゴミを取り除くことができます。
さらに様々な作業状況を想定し、ユーザーが効率的な動き=「時短」ができるよう、各種機能を向上させました。液晶操作ボックスは、表示画面が操作ボタンの色と同じ色に変化するので、現在の稼働状況を瞬時に感覚的に把握することができます。また万が一のトラブル発生時は、穀物循環センサーをはじめとする各種センサーが作動し、即時に異常箇所をお知らせします。そのほか、乾燥機の最上部まで登らずに機体内部に進入できる大きな点検口「隠しトビラNINJA(ニンジャ)」を標準装備。庫内を照らすLEDライトや、パソコンやスマートフォンに稼働状況をお知らせする乾燥機遠隔確認システム「ミルもん」などのオプションにも対応しています。
以上、新発売「レボリューションゼロ」は、スマート農業の新時代を迎え、ハイレベルな品質や効率を求めるプロ営農ユーザー様のご要望にお応えできる特長を取り揃えました。
尚、6月1日(月)弊社は羽生工場において、レボリューションゼロ初号機ラインオフ式(完成式典)を挙行し、当製品を購入されたお客様が、安全に安心してご利用いただけるよう、御神酒を捧げ祈願致しました。